あとがき



 『日本さんとこに住んでるヒロインだけど、私は親分子分も好きだからそっちともたくさん絡みたいよね!』
そんな妄想と自己満足のために作ったのがこの連載でした。
そのおかげでもう、あれも入れたいこれも入れたいとやっていたら一人称と三人称でしっちゃかめっちゃかに。
一人称は昔は好きだったんですが、最近は難しいと感じるようになりました。
大人になって自分の才能の天井が見えてきたんでしょうか、悲しい成長です。
そして天井を突き破ってまで成長すること叶わない、我が身の限界よ。


 話が脱線しました、いつものことです持病です。
己の欲望のままに書き連ねている短編たちとは直接リンクしてないんですが、
スペインとロマーノが相手のやつはこれをベースに考えていただけるとわかりやすいかもしれません。
というよりも、これを書き上げる前に短編で親分のも書いてましたが、その時に発見してしまったのです。
『昔は無敵艦隊だったのにね』とか『少年ロマーノは天使のように可愛かった』とかなんとか似たようなことを。
私の脳内妄想が駄々漏れした結果でした。
締りのない頭で申し訳ないです。
上記のような残念な短編もあるので、不思議な表現が気になる方はこっちも読んでいただけると少し納得できるかもしれません。
気がするだけです、絶対とは言えません。



 日本さんが相手なのかスペインなのか、はたまたロマーノが相手だったのか私もよくわかりません
誰でもいいのが現実なんですが、恋愛というよりも友情をメインに受け取っていただけたら嬉しいです。
でもたぶん、日本さんはなんだかんだでヒロイン大好きだと思います。
彼女の敵は私の敵です。そうあっさりと言って、なおかつそれを体現しそうです。
スペインは命の恩人なんですが、たぶんエピローグの後に色々あって仲良くなれるんだと思います。
書いてるうちに、もういっそのことロマーノの初恋成就させてやった方がいいんじゃないかとか、そんな囁きも聞こえてきました。
誰だかはっきりさせた方が良かったんでしょうか。
事実、はっきりしてないから某サーチエンジン様の更新掲示板の相手記載も、滅茶苦茶でした・・・。
個人的には福寿園のお茶のCMに出てくるあの夫婦くらいの距離感が夢でも現実でも好きです。



 最後になりましたが、『おひさまの道』を最後まで読んでくださって、ありがとうございました。



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