お題・2
2.「恥ずかしい。」



パーティーの癒し系僧侶、エルファは少しおっちょこちょいである。
それがまた、彼女の魅力を引き立てるひとつなのだが。





一瞬の油断が命取りになる怪物たちとの戦闘。
今日もリグとライムの剣が怪物たちを葬り去る。
後方援護にまわる事の多いバースも暇を見つけては、
めぼしい宝などを掠め取ったりして何かしらの活躍をしている。




そんな時エルファは。
僧侶である彼女は呪文で戦いを援護する。
最近はなぜだか呪文を自在に操るバースから、攻撃呪文を習ったりしている。
それはそれでいいのだが。



「エルファ!!やつらの守備力を下げて!!」


ライムの呼びかけ。それに応待すべく彼女の放った呪文は。



「え〜っと・・・、ボオミス!!」
「それは素早さを下げる呪文!! 守備力はスカラ!!」





・・・とこのように、呪文を間違える事もしばしば。


「きゃー!恥ずかしい〜!!」



もう誰も彼女を責める気にもならない。





なんだかんだ言って、今日も彼らは旅を続けている。




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