君と過ごす冒険 あとがき
あとがき








 今更ですが、連載の方は各話各話に私何のツッコミも補足もしていませんでした。
・・・いきなりこんな致命的なミスの発見で申し訳ございません。
元来、あとがきというものは苦手でございまして・・・。
何の脈絡もない、本編全部読まないとヤバいだろ、これネタばれしすぎだろっていう話が続出するのが当サイトのあとがきですから・・・。
遠まわしに言っておりますが、本編読んだ方がこの『あとがき』を見ることを激しく推奨いたします。





 もう、これやってる間にいろいろありました・・・。
ヒロイン設定を別のコンテンツのと間違え、話がどこまで進んだのかを忘れ、書けない症候群に陥り、
挙句の果てにそもそもDQ8ってどんな話だったっけとボケも始まり・・・。
そんなこんなでもなんとか最終話まで漕ぎ着けたのは、ひとえに皆様の暖かな励ましのおかげであります。
人間に見せかけて人間ではなく、天使に見せかけてそれともちょっと違ったのがヒロインです。
でももう、彼女は天使でいいです、はい、それと似たようなものです。
主人公たちも普通に彼女のこと天使だと思って会話進めてますから。





 後半に入るにつれてなんだかどんどんオリジナル要素を引っ張り出していました。
マルチェロさん本当はあんなに優しくないし、復活の杖はラストでしか活躍しませんでした。
夢の世界とか、それは思いっきりDQ6のネタです、使い回しました、私あの世界大好きでした。
ヒロインを消してしまうのはさすがに如何なものかなとも思ったのですが、ラプソーンを倒すためだけに残された命ならば、消えて然るべきだったと思っています。
本来ならば、彼女はそのままいなくなっても良かったはず。
けれども、再び降り立った世界で愛する人を見つけてしまったから、この大地で生き続けることを望んだ。
そう、愛は不滅なんです! というのがクライマックスあたりのサブテーマになっていました、実は。





 本編を読破してこのあとがきを読まれている時点では、まだ最終話あたりの謎が全く解けきっていない状態だと思います。
最終話とラスト1話の間の空白の時間、本編に入れようとも思ったのですけれどもやめました。
夢小説なのに多分ヒロイン出ませんし、それをやったら収拾が付かなくなって今イメージしている最終回と違ったものになってしまいそうだったからです。
最終話の主人公の台詞からも、なんとなく彼が何をやらかしたのかは察していただけると思います。
そしておそらく、その予想は外れていないと思います。
予想が当たっているのかどうかは、今後公開される(と思われる)番外編でお楽しみいただけたら光栄です。







 DQ8の中編小説、連載を開始してからおそらく3年は経っていると思います。(これもあやふや)
月華の前身からの、サイト開設当初からの古株コンテンツでもありました。
この小説と共にサイトも成長してきました。
長年にわたり、主人公とヒロインの鈍足恋物語をごお読みくださり、本当にありがとうございました。







目次に戻る