あとがき
ついにこの『あとがき』ページを書くのも最後になりました。
そう思うと、ちょっぴり寂しい気分にもさせてくれますこのCosmosシリーズ最終章。
前々作『Cosmos Couples』及び、前作『Cosmos Fighters』後の、時間軸でいう種デスEDの約3年後から始まったのが今作です。
あとがきとか書いておいて結局は感想文とか反省文になってしまうオチですが、
ネタバレ要素だけはしっかりと満載しておりますので、今作だけでも読破された皆様にお読みいただきたいと思います。
ヒロイン2人について。
いやぁ、なんていうか・・・。
とにかくあらゆる所で暴走したのがイザークヒロインの方です。
彼女の方は人妻に収まってからも相変わらず好奇心旺盛で活発(すぎる)でした。
そんな彼女にもコンディションイエロー並みの危機が迫ってきたりしましたが、
それも結局はイザークとの愛の強さを確かめる試練に昇華してくれました、上手い具合に。
子どもまでできちゃったなんて、ほんともう幸せいっぱい。
ジュール家のメイドでなくても、幸せのお裾分け欲しいです。
シンヒロインの方は、どうしても影が薄くなりがちな傾向にありました。
作品の都合上2人のヒロインを1つの作品で主人公並みに登場させねばなかったので、イザークヒロインよりも意識的に出番を増やしたつもりです。
逆説的に言いますと、何もしなくてもイザークヒロインは勝手に現れる存在であります。
彼女もそれなりの危険に見舞われ、作中では誘拐事件がありました。
もしやいつぞやのスパイ団の復讐か!?
そっちの線も考えましたが、私の手には負えないくらいに難しいことになって、とても2話ぐらいでは収まりそうになかったので、却下しました。
幼なじみーズ・周辺人物について。
『幼なじみーズ』は作中何度か登場した(と思われる)単語ですが、これは言わずもがな、キラ・アスラン・イザーク/シンヒロインの4人組のことです。
キラとアスランの出番はそれなりにあったのですが、前作までこれでもかというぐらいに番外編及び本編で活躍してくれたディアッカは、
今回生きているのかすら疑われるほどに出番がなかったです。
彼のことをすっかり忘れていたとも言います。
だって、キラとアスランは両ヒロインと接点あるから手札も多いんですが、彼とシンヒロインの接点はないしねぇ。
ラクスはちょっぴり、ルナマリアに至っては、わずか1話のみの登場です。
オリジナルキャラについて。
ただでさえヒロインはオリジナルなのに、懲りずにもう1人作り出してしまいました。
そう、拍手などのコメントからも微妙に人気があったキョウイ先生です。
なんと3話も登場してたんですねー、立派なレギュラーです。
彼のモデルはご存知某無双4の同一人物です。
性格は全く違うと思われます、史実がどうだったかなんて1800年前の人ですから知る由もありませんが。
彼のその後が気になる方、拍手などの機能でお知らせください。
最終章の最終回のお話をしてみようと思います。
番外編云々は別として、これより以後このシリーズの本編と名のつくものを書くことはなく、あれが本当の最終回です。
相変わらず最終回の締めを書くのは慣れず、さまざまな思いが去来して結局月並み(元からだけど)になってしまいました。
本当のところ、実は最終回と思しき下書きが2本あったりしたのですが。
没にした方には、先程書きましたキョウイ先生の影もちらりとあるような・・・?
でも2度と俺の前に現れるな宣言をイザークにされた手前、そんな易々と登場しては如何かと思ったので。
ちなみに、シンのラストの『結婚、しよっか。』の台詞は連載当初から考えていたものです。
彼、あんまりそういうの口下手そうだから、ここはひとつド直球で攻めてみようということでストレートを迷わず選択です。
これから先、彼らは幸せに暮らしたと思います。
普通の幸せライフにネタはなさそうな気もしたので、シンのプロポーズでおしまいにしました。
だから、結局最終回の時点でも花嫁さんは1人なんですね。
今までの2作品のタイトルは複数形だったのですが、これだけは単数だったんです。
でも、『たち』がなかったら、なんとなく短すぎて消化不良な感じー。(それを今更言うな)
あ、あとこれは提案というか質問なんですが、イザークとヒロインの双子の名前も名前変換機能をつけた方がいいですか?
デフォルトの名前でイザークが作中に言っていた『俺とヒロインの名を足して2で割った』感じだと、そうなったんですよ。
やや無理がありましたが。
最後になりましたが、コスブラ及びCosmosシリーズにご愛顧賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。
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