あとがき
時間軸もおかしく、三角関係なんかも勃発させて、結局彼のポジションがどこら辺に位置しているのかなど
疑問と不満も多かったでしょう、このCosmosシリーズ第2弾。
一応前作、『Cosmos Couples』の続編で舞台は種デスということですが、本当に滅茶苦茶な設定ですみません。
ここではあとがきとして、補足的説明とかキャラについての考察とかをしていきます。
基本的に全部読まれた方向けに書いていて、ネタバレも結構あるので。
ヒロインについて。
私の脳内初期設定段階ではこんな不思議系の子ではなかった・・・。
なんか特殊能力じゃないんですけど、普通の女の子だったら前作ヒロインのキャラの濃いさから、影の薄い子になってしまいそうだったのです。
キラとアスランの幼なじみだった彼女ですが、キラの行き過ぎた愛のおかげであんなことやこんなことされてました。
恋人シンの存在も薄いし、チラッと見たら誰が彼氏なのかわかんないし・・・。
トンボの羽が見えちゃうのはすごいと思いました。
仲間達について。
どこでどうやって誰を出そうか四苦八苦して、結局チームミネルバの出番は少なかったです。
前作から引き続き登場、美味しいシーンだらけのアスランは、作品中唯一の常識人だったと思います。(思いたかった)
これも年の功でしょうか、彼の周りにだけ大人オーラが満ち満ちてます。
恐怖の幼なじみキラは、ヒロインの事が大好きで大好きで、ついに拉致して取り返しのつかない事をやっちゃった人でした。
言葉攻め上手なのでしょうか、きっと好きな子を見たらいじめちゃうタイプなんです。
チームミネルバのルナマリアやレイ達は、もう無理して登場することもないんじゃないかと思い始めたほどに、出番が少なかったです。
彼らの最大の見せ場は、このすぐ後に述べますジュール隊員達との射撃シーンだったと思います。
・・・番外編を作ってでも彼らの出番を作りたいです。
ザフトin宇宙のイザークとディアッカ、そして前作ヒロインは、そのノリツッコミの激しさからヒロインをはじめとしたコスファイ軍団を圧倒しました。
この人達はこのシリーズでは欠かせない、要ギャグ隊員でした。
イザークは婚約者からあまりいい扱いは受けていないように見えますが、彼女は決してツンデレでも彼を嫌っているのでもなく、そっけないだけです。
そして本当の恋人シン。出番がキラよりも、アスランよりも多分少なくてごめんなさい。
泣いたり叫んだりわめいたりしてばっかりの彼のように思いますが、ヒロインのためになると戦闘能力が破壊的に上昇します。
そのおかげで今作でも何度ヒロインが救われたことか。
最終回についてですが、あんな終わり方でこの話が終わると予想された方はそういなかったと思います。
ていうか、最終回までヒロインとシンのいちゃいちゃ話ではなく、イザーク達の結婚式ですかとツッコミを入れたくなったことでしょう。
しかもどれだけ時間が過ぎてるんだよと思われそうで、書いてて大丈夫かしらこの年代は、と私も思っていました。
基本的に、今作での年齢からそれぞれ+3をした年齢が、最終回の年齢です。
だから、たとえシンが大人気なかろうと、最終回の時の彼は19歳なんだと思ってください。
この話の続きとかはまだちょっぴりとしか考えていないのですが、2作に渡って育ててきた2人ののヒロインのことはどちらも大好きです。
未来予想図があまりにも漠然としすぎていて今の段階ではなんとも言えませんが、また、このサイトのどこかで彼女達には会うこともあると思います。
その時は決して邪険に扱ったりしないで下さい。
彼女達、特にコスカプヒロインの方は心もタフなように見えますが、とても繊細な10代のガラスのハートなんで。
最後に、今までコスファイを読んでいただきありがとうございました!!
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