クリスマス座談会 その3
「まったく進まなかったんですけど、ほんとに何もなかったら勝手に選ぶから。」
アスラン:クリスマスって言ったら、ツリーの下で恋人同士が愛を語るって言うのが定番じゃないか?
ニコル:愛を語る、だなんて、アスラン辛気臭いですよ。僕はやっぱりリゼルらしいどたばたがいいと思います。
リゼル:私に固執しなくても、ディアッカの寂しいクリスマス、とかでもいいと思うんだけどね。
ディアッカ:良くねぇよ。
ライム:あっちは話決まりかけてるみたいだし、8の人達はもう自分達の世界に入ってるし、
こっちもそろそろ決めないと、リグの別れ話になるかもね。
リグ:ライムはいいよな。バースに転ぼうが俺に転ぼうが、どうせ関係ないし。
ライム:そりゃそうでしょ。でもバース達が何か勝手に決めてくれそうよ。
バース:初めてしゃべるけどさ、ここはあえて風華に任せてみるのもどうかなって。
エルファ:風華に? いいと思うけど、それじゃこの座談会の意味ない・・・。
バース:そこはもうほっといていいよ。それに俺としては早くこの場からエルファを避難させたいし。
ディアッカ:なに、俺けだもの扱い?
「仕方がないですね、ディアッカは。第一印象が悪かったようで。
・・・最初からそう言っときゃ、エルファが危険な目に遭わずに済んだとも言うけどね。」
バース:それは盲点、かな。
<続く>
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